technique
色々使ってたどり着いたPremiere Proという選択
こんにちは。由井です。
今回は僕が仕事で使用している編集ソフトについて。
こちらも前の記事同様(機材記事リンク)、僕が普段質問をもらうTop5のトピックの1つです。
僕は現在、“主に”Adobe社のPremiere Proを使用しています。
“主に”と言ったのは、使用している機材や、進行中の案件によって変わるからです。
「とにかく動画編集をしてみたい」という方はどんな編集ソフトでも良いと思います!
それよりも一刻も早く行動してみましょう。無料ソフトでも全然編集は出来ます。
では、僕がなぜこのPremiere Proを使っているのか、Premiereに落ち着くまでに使った編集ソフトの変遷を交えながら、紹介していきます。
今回は僕が仕事で使用している編集ソフトについて。
こちらも前の記事同様(機材記事リンク)、僕が普段質問をもらうTop5のトピックの1つです。
僕は現在、“主に”Adobe社のPremiere Proを使用しています。
“主に”と言ったのは、使用している機材や、進行中の案件によって変わるからです。
「とにかく動画編集をしてみたい」という方はどんな編集ソフトでも良いと思います!
それよりも一刻も早く行動してみましょう。無料ソフトでも全然編集は出来ます。
では、僕がなぜこのPremiere Proを使っているのか、Premiereに落ち着くまでに使った編集ソフトの変遷を交えながら、紹介していきます。
Premiere Proを使うまでに活躍した編集ソフト
iMovie(iPhone版)
一番最初に動画を始めた際、使っていたのはiPhoneの「iMovie」です。笑そう、iPhoneを買ったら無料で付いてくるアレです。
僕のインスタを遡ってもらえばわかるのですが、最初はiPhoneを使って撮影しiMovieを使って編集してました。
iMovie(Mac版)
その後、MacBook Airを手に入れた事によってMac版の「iMovie」へとグレードアップします。笑まだ編集をしたことの無い人は何でもいいので、今すぐに使える一番身近なものから始めましょう!
Final Cut Pro X
さらにその後、ソフトの使い方がiMovieにも近い「Final Cut Pro X」に移行しました。理由は、カラーグレーディングや複雑なトランジションに挑戦してみたかったからです。
それからしばらく、仕事として映像を始めた頃にも2017年上旬くらいまではFinal Cut Pro Xを使用してました。
Final Cut Pro Xは編集画面が使いやすく、僕のようにiMovieから入った方には本当にオススメです。
月額の使用料もかからないので。(Appleユーザーのみ)
その後日本に拠点を移すのと同時期に今のPremiere Proに移行しています。
Premiere Proとの出会いと落ち着いた理由
当時のPremiere Proへの移行理由は、すごく単純。周りで仲良くしていたクリエイターが使っていたのでオススメされ使い始めました。
スピーディな編集スタイルについていける拡張性や互換性、自由度の高さが決め手
僕の編集スタイルは、時間勝負。編集から納品までのスパンの早い案件が多い&一人ですべて行うパターンが多いため、「スピーディかつスムーズに全体を編集」→「残った時間でさらに手を加える」という感じで進めていきます。
Premiere Proはその「拡張性」「互換性」「自由度」の3つの高さから、僕の編集を加速させてくれるので、結果として自分にあっていました。
僕が感じるPremiere Proのメリット
実際に僕が感じているメリットがこちらです。- Final Cut Pro Xよりも機能が複雑・多彩
カラーグレーディングやエフェクト等もより深く学ぶことが出来ました。 - 多くのRAWコーデックに対応している
話題のBRAW(Blackmagic Design社のRAWコーデック)も、現在では扱えるようになったのでかなり幅広い編集に使用する事ができます。(僕は未だにBRAW Studioを使用しています笑) - 他のAdobeソフトとの連携が素晴らしい
After Effectsと連携して複雑なエフェクトをかける際にも「ダイナミックリンク」機能を使用しソフト間の行き来が可能です。
クライアントから送られてきた企業や製品などのロゴデータ(大体はIllustratorで制作したaiデータ)をタイムライン上に置く際にも簡単
- 編集中のワークスペース(編集画面のレイアウト)を自身でカスタマイズ出来る
自分の編集しやすい位置にタブを持ってくる事も可能です(僕はエフェクトタブやカラータブを直ぐに呼び出せるようにしてます)。
ソフト選びの基準はさまざま。
Premiere Proは、時間との戦いに置かれている僕編集スタイルを力強くサポートしてくれています。
何より使いやすい。自分に合っているんです。
「自分に合っていると感じること」は結構重要で、いい編集いいカット割には「自分に合っている編集ソフト」を使用することが何より大切だと僕は思っています。
今回の記事内容は参考程度に読んで頂き、様々なソフトをトライアルで試してみた上で、自分で「これが一番合ってるかも!」と思うソフトを使用してみることをオススメします!
より詳細なカラーグレーディングはDaVinci Resolveで
Premiere Proが編集ソフトの主軸ですが、最近勢いを増してきている「DaVinci Resolve」も使います。DaVinciは、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kを購入した時に付属してきたもの。
主に、より詳細なカラーグレーディングを行いたい時などに使用しています。
ただ、僕の場合やりたい事のほとんどがPremiere Proで出来てしまうので、DaVinciに完全移行するまでには至っておりません。
Premiereに慣れてるので、わざわざ新しいソフトに移行しなくても良いかなと。笑
しかしDaVinci Resolveの魅力は、なんといっても実現できるカラーグレーディングの選択の余地がとても広がること。
また、「DaVinci Resolve 15」からの新機能「Fusion」は、エフェクトを作ったり、動画の一部を変更・修正できる2D/3D合成ソフトなので、Blackmagic Design社のカメラを多く使う人はDaVinciから入っても良いのかも。
最後に
先にも述べましたが、時間がないワンマン案件が多い僕は、DaVinciでじっくりカラーグレーディングを行うより、慣れているPremiere上でスピーティに全体を編集して、残った時間でさらに良くなるように編集していきます。僕の場合編集ソフトを選ぶ上で重要視しているポイントはそのソフトが自分に合っているか、もしくは自分の仕事スタイルに合っているかです。
自分の思うように編集してこそ、良い作品に仕上がるのは間違いありません。
もし編集ソフトに機能的な限界があれば、そこを補完するための方法を考えます。
DaVinciには元々優秀なノイズリダクションが有るのですが、それと同等の機能をPremiere 上で使いたかった僕はPremiere上にプラグインを入れました。
カメラと同様、編集ソフトも自分の使いやすいよう好きなようにカスタマイズしていきましょう。
近々僕の編集ワークフローやカラーグレーディングの方法を0から解説したいと思います。
ではまた。
Tomoaki Yui